清水エスパルス 2022年シーズン 経済波及効果233億4700万円

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経済効果NETでは、Jリーグが開示している公式の観客動員数と、2021年2020年2019年のクラブ経営データをもとに、清水エスパルスの2022年終了時の経済波及効果を算出した。

観客消費の交通費は、各試合対戦相手の本拠地から全観客の12%(過去の計算データから類推)と仮定した。その結果、県内日帰り観客22万8065人、県外宿泊観客3万1100人(Jリーグ公式)。これを試合ごとに、対戦相手本拠地からIAIスタジアム日本平までの公共交通機関による運賃を積算。
観光消費額は、全国観光入込客統計に関する共通基準(2019)と、静岡県観光交流の動向(令和元年度)から、消費額を県内日帰り観客1人2,816円、県外宿泊観客1人10,966円と算出。チケット消費は、2021年の「J1クラブ決算一覧」から、2020年と2021年の総観客数を勘案して算出。対戦相手チームの消費額は、本拠地から選手・コーチおよびフロントスタッフ合計で35人が豊田スタジアムまでの交通費と、遠方の場合には宿泊費を加えて計算した。事業収入とチーム運営費は、「J1クラブ決算一覧」2021年の数値をそのままとした。

その結果直接消費額は、およそ114億7300万円となり、これに一次波及効果と二次波及効果を加えると全国におよそ233億4700万円の経済波及効果を生んだ計算となった。

まだ2022年シーズン終了直後であり、県外からの観客数が過去DATAからの類推であるため、実測値による計算と異なるだろう。より正確にするためには清水エスパルスからデータ提供を受ける必要がある。経済効果NETとしては、クラブから協力を得て、推定値ではなく実測値として修正版を公表する計画だ。
静岡県観光交流の動向(令和元年度)(PDF 2.5M)

清水エスパルス

2022/11/14 経済効果NET

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