【福島県】東北六大まつり 相馬馬追2026 経済効果 約100億円

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2026年5月23日から25日まで、福島県相馬市、南相馬市、浪江町を中心に開催された、相馬野馬追の公開されているデータを基に、経済効果.NETが計算した結果、全国への経済波及効果は約100億円となった。

相馬氏の遠祖とされる平将門が野馬を敵兵に見立て、軍事演習を行ったことに始まると伝えられる。千年以上の歴史を持ち、国の重要無形民俗文化財にも指定されている、相馬地方を代表する伝統行事である。

初日の23日には、各神社で出陣式と御発輦が行われ、甲冑を身に着けた騎馬武者が各地から雲雀ヶ原祭場地へ向かった。祭場地では宵乗り競馬、旭公園では宵乗り軍者会が行われ、祭りの開幕を告げた。24日には、騎馬武者が旗指物をなびかせて進む「お行列」に続き、雲雀ヶ原祭場地で甲冑競馬と神旗争奪戦が実施された。甲冑競馬では騎馬武者が疾走し、神旗争奪戦では花火とともに打ち上げられた御神旗を目指して、多数の騎馬が激しく競い合った。最終日の25日には、相馬小高神社で野馬懸が行われ、白装束の御小人が素手で馬を捕らえ、御神馬として奉納する古式の儀式が披露された。

2026年は、女性騎馬武者47騎を含む総勢377騎が出場し、3日間で延べ14万3千人が来場した。勇壮な行事は多くの観光客を引き付け、地域文化の発信や観光振興、宿泊・飲食など地域経済にも大きな効果をもたらしたと考えられる。一方で、馬の飼育費や輸送費、騎馬武者の後継者確保、警備、交通対策、観覧者の安全管理など、祭りを継続するための課題も多い。運営費総額は公開資料から確認できないため、今後は収支や公的支援の内容を分かりやすく示すことも重要である。相馬野馬追2026は、先人から受け継いだ伝統を現代に伝えるとともに、震災から歩み続ける相馬地方の結束と誇りを国内外に示す機会となった。

3日間で14万人以上の観客を集め、その13%程度が県外から宿泊を伴う観光客だった。運営費調達に、クラウドファンディングを活用し1700万円以上を獲得している。経済効果で特徴的だったのは、出場騎馬武者の存在だ。馬の調教から甲冑・衣装までを含めると100万円近い出費となる。2026年は377騎馬武者が出場し3000万円前後の経済活動があったと考えられる。東北6大祭りに含まれているにも関わらず、経済効果が計算されたことは少なく残念だ。

令和8年度 予算主要事業説明書 福島県南相馬市
一般社団法人相馬野馬追:相馬野馬追へのご支援・ご協賛のお願い
ふるさとチョイスGCF
3110Lab「原油高騰が相馬野馬追に与える影響」(2026年3月)
政経東北「相馬野馬追『日程変更』の障壁」
netkeiba「相馬野馬追と元競走馬」(2026年5月、386騎・約半数レンタル)
相馬野馬追公式サイト
南相馬市「2026年6月定例記者会見の概要」
福島県「令和6年観光入込客統計結果」
福島県「観光統計資料一覧」


経済効果.NET 2026/08/23

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