アメリカ フォークフェス 経済効果22億1500万円

音楽

アメリカ メリーランド州ソールズベリーで、9月10日から12日の3日間、第80回のNational Folk Festivalが開催された。一般的な音楽フェスティバルとは異なり、伝統芸術の祭典といされており、多くの国、人種、言語の芸術を対等な立場で同じイベントに参加させるポリシーだ。

2020年はCOVID-19の影響で開催は見送られ、今回が80回目の記念開催となった。来場者は3日間のべで9万1000人(ソールズベリー市推定)

ソールズベリー大学のビジネス経済およびコミュニティアウトリーチネットワークは、フェスティバルの影響を推定するための調査を実施。調査によると、フェスティバルに参加した1,000人ごとに、この地域に合計217,491ドルの影響があった。フェスティバルに参加した人々の38%が地元の出身ではないと推定。その38%のうち、70%の訪問者は、ホテル、賃貸ユニット、キャンピングカー、または友人や家族の家に少なくとも1泊している。
この調査から、推定1,980万ドル(22億1500万円($1=¥111.8換算))の長期的な経済消費があったと報道されている。単純計算をすると、来場者1人あたり2万4300円となる。

アメリカはCOVID-19が収束したかの様に、経済活動を行い、映像を見る限り、マスクの着用率も低い。9万人がマスク無しで参加出来るフェスティバルが、日本にも早く戻ってきてほしいものだ。

ニュース動画(英語)

経済効果NET 2021/10/8
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