新紙幣・硬貨発行による経済効果 3兆5000億円

政策/経済

2024年7月3日より新札発行の実施を予定している。過去に行われた新札発行時には、紙幣識別機メーカーは軒並み売上高、純利益とも過去最高を記録した。

第一生命経済研究所
経済調査部 首席エコノミスト 永濱 利廣氏の分析では、
①新紙幣・硬貨の発行に伴う紙幣・硬貨の発行コスト
②新紙幣・硬貨に対応するため金融機関のATM、CDの改修、買い替えコスト
③自動販売機における改修、買い替えコスト
があり、この3点を合計しただけで1兆6000億円の需要があるという。これに一次二次波及効果まで加えると、3兆5000億円となる。
今回の新紙幣により、総額50兆円とも言われるタンス預金のあぶり出しや、キャッシュレス化を加速させる狙いもあるとの意見もある。

新紙幣・硬貨発行で期待される特需(第一生命経済研究所)


2024/5/9 経済効果.NET

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