川越まつり2026 経済効果162億円超

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2026年、10月17日と18日の2日間川越市中心部で開催された川越まつりは、66万人の観客を集め、26台の山車を数千人の町会員が引く、大規模なものだ、経済効果.NETでは公式に開示されているデータと、今まで50件以上の「祭り経済効果」のデータから、推定値を使用せずに独自計算を行った結果、162億円を超える経済波及効果があると試算した。

2026年の川越まつりは、10月17日と18日の2日間、川越市中心部で開催された。市内にある29台の山車のうち26台が参加し、延べ約66万6,000人が訪れた。豪華な山車が歴史的な街並みを進み、お囃子とともに、川越が受け継いできた祭礼文化を伝える機会となった。山車の参加台数は町ごとに決められ、今年の26台という規模からは、地域の祭りへの思いがうかがえる。

祭りを支えるのは、山車を曳く町内の人々だけでなく、職方、囃子方、準備や運営を担う多くの関係者である。衣装の用意や山車の維持管理など、華やかな祭りの裏側には、住民の継続的な負担と協力がある。大勢の来場者は飲食や買い物の需要につながる一方、混雑への対応や安全な運行も重要な課題となる。今年の川越まつりは、観光行事としてのにぎわいと、地域が伝統を守る営みの両面を改めて考えさせる祭りだった。次世代への継承には、担い手を支える仕組みづくりも欠かせない。

経済効果と地域の負担
2026年の川越まつりの事業費は9,257万円。全国経済波及効果が事業費の175.4倍という試算だった。
この「175.4」は、一般的な利益ベースのROIではなく、「全国経済波及効果÷事業費」という倍率。投じたお金が、そのまま主催者や川越市の利益として戻るわけではないが、100倍を超える事業費と経済効果の関係は特筆すべきだ。

また、山車26台の曳き手5,200人が負担する費用は、合計1億1,414万円、1人平均2万1,950円だった。これを事業費と重複しない追加負担として含めると、費用は2億671万円となり、全国経済波及効果との倍率は約78.5倍になります。

埼玉県の税収増は約1億4,958万円と推計された。祭り運営費を9200万円川越市が負担しても、充分回収できただろう。市民や、多くの山車関係者のためにも、経済効果の継続的な計算が必要とされる規模の祭りだ。

今後は、大きな経済効果が見込まれる一方、その開催は地域住民の相当な自己負担にも支えられている、という点が改善され、より豪華な山車が見られるようになることを期待したい。
KAWAGOE

参考資料・文献
RESAS(地域経済分析システム)「宿泊者分析」(原データ:観光予報プラットフォーム)
2025年、埼玉県、日本人・居住都道府県別延べ宿泊者数を抽出・加工
観光入込客統計調査結果 埼玉県 産業労働部 観光課
旅行前:観光庁/旅行・観光消費動向調査、旅行単価・購入率・購入者単価-国内旅行調査

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