ディスクゴルフ・チャンピオンシップ 直接効果およそ2000万円

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ディスクゴルフ・チャンピオンシップ 直接効果およそ2000万円
アメリカ、テネシー州モリスタウンで開催されたディスクゴルフ・チャンピオンシップには、全国から550人のプレイヤーが参加し、その家族や観客まで含めると、1000人近くの人が集まってくる。コロナ禍で様々なスポーツイベントが中止になっている中、ワクチン接種が進み1年ぶりに再開された盛大な大会となった。

ディスクゴルフは、ゴルフと同じコースを使い、ボールではなくフライングディスクで、ホールではなく、バスケットにディスクを入れる競技。全ホールの合計投数の少なさを競う。遠投力・ディスクコントロールだけでなく、コース取りの戦略や集中力など総合的な力が要求され、自己の勝利に加えて対戦相手や自然への尊敬の念を持ってプレーを進めるスポーツ。

アメリカにはプロトーナメントも開催されており、PDGAとしてまずまずの人気を集めている。1999年には全米で335のプロの公式戦が行われていたが。2015年には2590まで増加した。プロ選手は3万人を超えている。

プロゴルフの試合を、地域に招致するためには、大きなホテルや会議場、コンベンション施設が必要だが、デイスクゴルフはコンパクトなだけに、招致に必要とされる条件も少ない。

しかも年間試合数も2590と多いため、小規模な町でも公式戦の開催が可能だ。アメリカでは日本ほど、地域創生が叫ばれていないが、都市部への集中は深刻で、地方の過疎化も進んでいる。わずか2000万円の直接消費でも、充分な町も数多く存在する。少規模だから可能になることも多い。
スポーツ大会を地域創生に活用する動きは日本でもあるが、550人の集客を確実に町単位で行う視点は欠けているように思える。

全米プロディスクゴルフ協会WEBサイト(英文)

2021/6/7
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