【千葉県】 観光経済効果1兆4800億円に(2023年目標)

レジャー・観光

千葉県は2019年度にスタートする「第3次観光立県ちば推進基本計画」の骨格を固めた。海外向けの情報発信を強化し、個人を中心に外国人観光客を誘客。観光に関する経済効果について、23年は1兆4800億円と17年比で12%増を目指す。

その政策は3つの視点と10の実施計画からなっている。
【視点 1】観光資源の魅力を極め、地方創生の礎に
■「魅力ある公的施設」を、ひろく国民、そして世界に開放 ■「文化財」を、「保存優先」から観光客目線での「理解促進」、そして「活用」へ ■「国立公園」を、世界水準の「ナショナルパーク」へ ■おもな観光地で「景観計画」をつくり、美しい街並みへ
【視点 2】観光産業を革新し、国際競争力を高め、我が国の基幹産業に
■古い規制を見直し、生産性を大切にする観光産業へ ■あたらしい市場を開拓し、長期滞在と消費拡大を同時に実現 ■疲弊した温泉街や地方都市を、未来発想の経営で再生・活性化
【視点 3】すべての旅行者が、ストレスなく快適に観光を満喫できる環境に
■ソフトインフラを飛躍的に改善し、世界一快適な滞在を実現 ■「地方創生回廊」を完備し、全国どこへでも快適な旅行を実現 ■「働きかた」と「休みかた」を改革し、躍動感あふれる社会を実現

千葉県観光の現状を以下のように評価
ア)少子高齢化と人口減少の進展、イ)本県の観光客数の推移は増加傾向、ウ)千葉県観光の満足度「宿泊施設(対応・おもてなし)」では 50.3%、「観光レクリエーション施設」では 42.3%、「飲食・みやげ物店の接 客応対」では 38.9%が「大満足」と回答。しかし「交通(駐車場・ 観光地間の移動)」では、26.7%が「やや不満」

2017年観光入込客数1 億 7,934 万人だったものを、2023年には 2億人まで増加させ,旅行総消費額を1兆3,835億円(2017)から1兆5500億円(2023)に増加させようという計画だ。

第3次観光立県ちば推進基本計画(PDFファイル)

2018/12/06
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