【広島東洋カープ】日本シリーズ出場経済効果

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広島東洋カープ 経済効果過去最高を記録
中国電力はプロ野球、広島東洋カープのセ・リーグ優勝や日本シリーズ進出などによる広島県での経済効果が、2018年は356億円になったと発表した。

レギュラーシーズン,クライマックスシリーズ,日本シリーズを含む2018年のカープの試合開催,グッズ販売,優勝セール等のイベントに伴う広島県内での経済効果は年間約356億円(前年比約5億円増※),それに伴う雇用効果は年間約3,210人(同約60人増)という試算結果となった。

これは,リーグ2連覇を達成した昨年(2017年)ならびに25年ぶりのリーグ優勝と日本シリーズ進出で盛り上がった一昨年(2016年)を上回り,経済効果,雇用効果とも過去最高の水準だった。

「今年こそ日本一に」と願うファン・広島県民のカープに対する期待の高まりと,リーグ3連覇の偉業を達成したカープの活躍が,観客数のさらなる増加と旺盛な消費につながった結果と考えらる。

2018 マツダ クライマックスシリーズ セ ファイナルステージで、MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島に、読売ジャイアンツを迎えて3試合が開催され、3勝して日本シリーズへの出場権を獲得している。クライマックスシリーズの日程が、水曜、木曜、金曜の3日間連続開催であったため、日本シリーズ出場が決まった翌日土曜日から、広島市内の様々な商店で「優勝セール」が行われた。この日程の良さも、経済効果にプラスの要因だったと考えていいだろう。

日本シリーズは、1週間後10月27日土曜日、MAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島で、福岡ソフトバンクホークスを迎えて開幕。1試合目は2-2の引き分け。28日日曜の2試合目は1-6で広島東洋カープの勝利。移動日を挟んで10月30日から、福岡ヤフオク!ドームで3試合を開催し、1勝3敗1分で、11月3日にMAZDA Zoom-Zoomスタジアム広島で、第7戦が開催され、2-0で広島東洋カープは敗戦している。
1986年広島東洋カープが日本一に輝いた時には、1試合目引き分け、2試合目勝利と2018年と似たパターンの後8戦目までもつれて勝利している。それ以来の日本一への希望があったに違いない。日本一は逃したものの、第7戦まで開催され、クライマックスシリーズ勝利から2週間ファンは広島東洋カープ中心の生活を送っていただろうこと、など好条件が重なっている。

結果的に広島東洋カープが日本シリーズを制したのは1986年が最後で、22年間日本一に輝いていない。ファンには申し訳ないが、まだまだ経済効果の伸びしろはありそうだ。

この経済効果算出には以下のものが含まれている。
(カープ球団関連)①カープ県内試合の観戦チケット代 ②カープ関連グッズの購入代 ③球場内での飲食料品の購入代 など
(カープ球団以外の事業者関連)④観客の交通費 ⑤観客の宿泊代・飲食代(球場外) ⑥優勝セールや優勝パレード※に伴う消費支出 ※2018年は実施されない ⑦カープ預金の追加利払い分の効果 など

2018/11/21
経済効果LOGO-S

 

中国電力株式会社プレスリリース (WEBサイト)

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