京都音楽博覧会 経済効果 37億8500万円

音楽

2026年10月10-11日に、京都府京都市の梅小路公園で毎年開催されている音楽フェスティバル「京都音楽博覧会」の、経済波及効果を公開されている政府データと、経済効果.NETで実施した100件以上の音楽フェスデータを基に算出した結果、全国におよそ37億8500万円の経済波及効果があったと試算しました。

京都音楽博覧会は、くるりが主催する「環境・文化・音楽」を基本コンセプトとした野外音楽イベント。京都の暮らしや文化に根ざし、世代やジャンルを越えた音楽との出会いを育むことを目指したフェスです。会場の芝生保全や食品残渣の堆肥化にも取り組み、音楽を楽しむ体験と地域の環境を守る活動を結びつけています。

2026年は10月10、11日に京都・梅小路公園で開催され、開催20回目とくるり結成30周年が重なる節目となりました。初日はSuchmosや宮本浩次、2日目は羊文学や奥田民生らが出演。角野隼斗と岸田繁による「奇跡」の共演や、羊文学とくるりによる「涙の河」が特別な彩りを添えました。両日のトリを務めたくるりは、最終日に「宿はなし」で締めくくり。2日間で計2万4000人が集まり、過去最大の規模に。多彩な演奏と出演者同士の敬意、環境への配慮が共存し、音博が育んできたつながりを感じさせる2日間となりました。

事業費4億9,900万円に対し、全国の経済波及効果は37億8,500万円で、投入額の約7.59倍です。波及効果を便益とみなす簡易的なROIは約659%と、かなり高い事業だったことが解ります。京都音楽博覧会は、クラウドファンディングで、1082万円を集めました。この金額が7.59回京都府内を回転して、8200万円以上の経済循環を生んだと考えられます。
粗付加価値誘発額は19億9,600万円で、事業費の4倍に相当し、所得や企業利益の創出に寄与しています。税収効果は京都府税が2億4,379万円、府内市町村税が1億8,295万円、合計4億2,674万円と推計されます。梅小路公園の貸出しは、地域経済と地方財政への貢献が期待できる結果です。
京都音楽博覧会

参考資料・文献
RESAS(地域経済分析システム)「宿泊者分析」(原データ:観光予報プラットフォーム)
2025年、京都府、日本人・居住都道府県別延べ宿泊者数を抽出・加工
市内交通費:京都観光総合調査 2025年 京都市産業観光局
旅行前:観光庁/旅行・観光消費動向調査、旅行単価・購入率・購入者単価-国内旅行調査

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