三豊市観光交流局が、2022年の観光消費額の推計結果を発表した。2022年まだコロナ5類移行前のGWに観光客へアンケート調査を実施。飲食費と土産費合わせて1人平均9099円の消費行動が確認された。コロナ前に実施された同調査では1人平均2334円であったことと比較すると3倍位上になっている。
父母ヶ浜は「瀬戸内の天空の鏡」というキャッチフレーズで、SNS愛好家を対象に宣伝を行っており、美しい写真が撮れる場所として認知されて来た。
三豊市観光交流課のWEBサイトでは、美しい写真が撮れる「時間帯」「潮の干満」「撮影のテクニック」に併せて、食事や宿泊などにも触れ、来訪者への消費促進にもぬかりがない。
百十四経済研究所は、花見シーズンの4月に行った紫雲出山でのアンケート調査や、市内53の宿泊施設でのアンケート調査と合わせて2022年の宿泊費、飲食費、土産費の年間消費額をもとに経済効果を算出し、およそ52億6700万円になったと発表した。
その主な要因を、父母ヶ浜を訪れた観光客として分析。コロナ前の2019年は46万人であったが、2022年は51万2200人だった。コロナ5類以降後の2023年には、さらなる増加が期待できそうだ。