青森ねぶた祭り、観光客6割減

レジャー・観光

青森ねぶた祭実行委員会は、7日に閉幕した祭りの期間中(6日間)の人出が105万人だったと発表した。新型コロナウイルス禍の影響で3年ぶりの開催となったが、前回(2019年)の285万人から約6割減った。
ハネトと呼ばれる踊り手の総数は19年の10万2000人から8300人に減った。

2019年に荘銀総合研究所が東北6大祭りの経済波及効果を計算している。それによると、「青森ねぶた祭」は観光客310万人、観光消費額を469.9億円とし、経済波及効果を598.6億円と算出している。
単純計算すると1人あたり1万9300円となる。今年の観光客の105万人で換算すると、202.7億円程度になる。
この計算はあまりに単純で、正確さに掛けるため「参考値」にしかならないことをご承知いただきたい。

今年の夏は日本各地で、「祭り」や「花火大会」が再開されているものの、新型コロナウイルスの感染者は多く、基礎疾患がある方や、高齢者はイベント参加をためらっているのだろう。この夏のイベント開催が、感染症にどのような影響をもたらすのか。そして観客が半減してもイベントを開催するべきなのだろうか。様々な課題を残す夏になりそうだ。

東北6大祭りの経済効果(荘銀総合研究所)

2022/08/08 経済効果NET
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