おかやまマラソン2022 経済効果12億2000万円

スポーツ

おかやまマラソン実行委員会は、令和4年11月13日(日)に開催したおかやまマラソン 2022による経済効果を12億2000万円と発表した。おかやまマラソンは2015年11月より開催されているが、新型コロナウイルスの影響で2020年と2021年は中止になっている。42.195キロのフルマラソンと、4.5キロのファンランがあったが、2022年はフルマラソンのみが開催された。
おかやまマラソンEXPO2022が同時開催され、スタート地点のシティライトスタジアム前広場で大会前日と当日に「きびだんご」から「マラソンシューズ」まで様々なブースが出店したイベントが行われた。
おかやまマラソンEXPO2022

マラソンは定員12,000人のところ21,737人の応募があった。フルマラソンにも関わらず完走率は91.6%だった。
沿道の応援社は7万8000人、EXPO2022へ来場者が2日間で4万2000人。ボランティアは大会2日前の準備段階から参加していただき、3日間で4812人だった。
実行委員会が実施したアンケート結果によると、岡山県外からの参加者は同伴者を含めて8,738人と全体の57%を占めた。このうち87%が岡山県内に宿泊し、宿泊者の28.1%は2泊している。
県外参加者の47.8%が岡山県内の観光地に立ち寄っており、39.3%が新幹線を利用して来場していた。

マラソン大会への出場をキッカケに岡山の観光もする傾向が見られる。これらのデータとアンケート結果をもとに1人あたりの消費支出額を推算している。
その結果直接効果 7億7000万円
一次波及効果 2億4000万円
二次波及効果 2億1000万円
合計して、12億2000万円となった。

単純計算すると、参加者1人あたり10万1667円の経済波及効果を生んだことになる。実行委員会の計算には、参加者の事前消費が含まれていない。マラソン大会に出場する場合「靴」や「ウエア」などを新調するケースがあり、この事前消費まで含めると、さらなに大きな経済活動のキッカケになっていると考えられる。

おかやまマラソン 2022 の開催結果について

2022/2/13 経済効果NET

 

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