ブラジル LGBTパレード 経済効果156億円

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6月19日ブラジルのサンパウロで、LGBTQIA+パレードが開催され、400万人が集まった。同性愛者への差別や人権を主張する、芸術家やミュージシャンも参加した。影響力のある彼らが市民を巻き込んだ。コロナ前に開催された2019年には300万人だったが、100万人も増加した模様だ。

ブラジルに限らず、南米各地からこのパレードへ集まり、サンパウロの宿泊施設は、ほぼ満室だった。
一方で、このパレード主催者へ殺害脅迫があり、ブラジル警察と軍が出動2000人の兵士、250台の車両、60頭の馬、航空機まで警備にあたった。
パレード中に重大な事件は無く、無事に実施された。

パレードのテーマは「誇りを持って、平等な政策のために投票する」とされ、400万人のパレード参加者を、政治家や国家も無視出来なくしたこと、そしてLGBTに限らずあらゆる差別に対して解決を望むことを世界に示す大きなきっかけになったと、地元紙は書いている。

「CNNブラジル」によると、サンパウロ市にこのパレード関連の経済効果は
5億~6億レアル(約130億~156億円)あったと書かれている。

▷CNN BRASIL

経済効果NET 2022/6/24
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