2025年5月6日にあなぶきアリーナ香川で行われたTOKYO GIRLS COLLECTIONにおける経済効果が25.6億円あったと、TGC 香川推進委員会事務局が発表した。
来場者はのべ9800人、配信視聴者はのべ110万人だった。来場者の32.4％が香川県外からだった。あなぶきアリーナ香川への来場が初めてだった観客は81.4％と高く、香川県外からの来場者は92.7％にのぼった。
あなぶきアリーナ香川は、2025年2月24日に開業したばかり、瀬戸内海を望む高松市臨海エリア「サンポート高松」に位置し、地下1階・地上2階建てで、延べ面積は約3万㎡。メインアリーナは5024席、サブアリーナは1002席だ。3月にはサザンオールスターズ、4月にはMISIAがコンサートを開催した。香川県の新しい県立体育館として、約202億円をかけて建設された、エンタテインメントを香川に呼び込む期待の施設だ。
TOKYO GIRLS COLLECTIONにおける経済効果の試算は、その殆どが「広告換算効果」で22.5億円としている。日本芸術文化振興会が出している「日本博」経済波及効果推計ガイドラインには、広告換算効果に関する記述が無い。
広告換算効果は現実に金銭が動いていないため、経済活動と認められていないのかも知れない。
経済効果.NET 2025/07/14