福岡市の屋台 経済効果100億円以上

レジャー・観光

2023年11月30日に開かれた福岡市高島市長の定例会見で、屋台の経済波及効果が年間100億円を超えると発表。2011年の約2倍となっていて一軒あたりの利用者数と客単価が上昇していることが理由だと説明した。

屋台基本条例できてから10年、2011年当時150軒だったものが廃業などにより105軒と減少したが、1軒当たりの客数、売上は増加。また屋台を楽しむために福岡市に来たという人の割合が11.4%と、福岡の観光資源として認知された証だ。
屋台1日客数、屋台での1人消費額などは、福岡市が公募屋台営業者に提出を求める「屋台営業報告書」より算出している。
福岡市宿泊観光客数、観光客消費額などは、福岡市の観光客動態調査を基データとして使用。屋台までの交通費は、「屋台・来訪者アンケート」による推計だ。波及効果の計算には、平成27年(2015年)福岡市産業連関表・分析ツール「観光・イベント消費」を使用している。
この計算は、株式会社THINK ZERO代表取締役 八尋 和郎氏によるもので、
氏は屋台に関する論文で博士号を取得する、屋台の専門家だ。

福岡市における屋台の経済波及効果100億円を突破


2023/12/02 経済効果.NET

関連記事

特集記事

TOP