徳島 デュアル・モード・ビークル 経済効果は年間2億円以上

レジャー・観光

徳島県海部郡海陽町の阿佐海岸鉄道株式会社は2021年12月より、デュアル・モード・ビークル(DMV)を用いて阿佐東線および路線バスの運行を開始した。DMVは、一般公道は路線バスとして、牟岐線の阿波海南駅 – 海部駅間1.5kmは、線路を走行する。
2016年2月、主要株主である徳島県が、観光と地域の活性化を図って、牟岐線阿波海南駅から本鉄道甲浦駅間で10年以内にデュアル・モード・ビークル (DMV) の導入を目指す方針を発表していた。
トヨタ自動車・日野自動車・富士重工業で車両開発を行い、世界初の実用デュアル・モード・ビークルとなった。ディーゼルエンジンで駆動し、車両定員は23名、最高運転速度は70km/h。

路線は海岸沿いで景観もよく、世界初のデュアル・モード・ビークルへの興味関心から、鉄道ファンの乗車などにも期待を寄せている。阿佐海岸鉄道はDMVによる地元への経済効果は年間2億円以上と発表した。

阿佐海岸鉄道(WEBサイト)

2021/12/26
経済効果NET

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