FIFA ワールドカップ2022カタールの経済波及効果は170億ドル

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ブルームバーグTVのインタビューに最高経営責任者であるナセル・アル・ハテル氏が答えた。以前は200億ドルと見積もっていたが、カタールが開催国としてふさわしいかどうかに対する懸念が根強く残っているため、170億ドル(2兆3800億円(1ドル140円))に引下げられた。人権侵害と外交上の懸念が国とFIFAに向けられているため、カタールを訪問しワールド・カップ観戦をする観光客が最大30万人減少すると考えられる。
観光客減少のもうひとつの理由は宿泊施設不足だ。カタールは2隻のクルーズ客船をリースし、ホテルとして活用している。またファンが近くの国に滞在できるようにシャトル便のシステム作り、近隣諸国の宿泊施設を活用出来るようにした。
カタールは、欧州とアジアの中間にあり、最も遠い南米エクアドルとは時差8時間だ。カタールの空港は40ヶ所のゲートがある、中東でも大きな空港だ。地政学的には理想的で、FIFAとしても、ワールドカップを中東地区で開催する意義は大きい。
SPORTS PRO(英語WEB)

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