「三陸自動車道」開通 経済効果540億円

施設・建造物

12月18日 宮城県仙台市宮城野区から青森県八戸市に至る日本の高速道路「三陸自動車道」が全線開通した(全長359キロメートル (km)・総工費2兆円)。東日本大震災後「復興道路」と位置付けられ、被災地に建材などを運ぶために活用された。無料区間(鳴瀬奥松島IC – 八戸是川IC)が連続320 kmを超える、日本最長の連続無料区間を有する高速道路となった。
三陸沿岸道において、仙台港から八戸まで法定速度で走行した場合、3時間10分も短縮になり、利便性が格段に向上する。一般団法人岩手経済研究所は復道の整備に伴う経済波及効果を、岩手県内で年間540億円、全国への波及効果を1090億円と試算した。

岩手経済研究所は以下の4点について経済活動を推定し、計算しているが、詳細までは開示されていない。
① 復道整備に伴う市所時の短縮
② 三陸と内陸や圏など市の交易増加
③ 三陸を中心とする地域の生産・消の増加
④ 三陸を中心とする用の増加、所得の向上

復興道路の整備に伴う経済波及効果(岩手経済研究所 PDF)

2021/12/19
経済効果NET

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