大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」経済波及効果

レジャー・観光

日本銀行熊本支店は、2018年12月14日に、大河ドラマの放映を契機として、多様な情報発信や集客イベントが企画され ることによって、熊本県内の観光客が増加することに伴う経済波及効果を試算した。ただし、この試算額には、大河ドラマ以外の集客イベント等の 実施に伴う経済効果が含まれるほか、一定の前提に基づいて機械的に算出した ものであり、評価するうえでは、幅をもってみることが必要である。

今回の試算では、過去5年間(2013~2017 年)に放映された大河ドラマの主 な舞台となった都道府県における日本人の観光入込客増加数(放映前年と比べ たもの、平均 128 万人)が熊本県でも実現することを前提とした結果、一次効果86億円、二次効果16億円となり、経済波及効果は102億円になると予想した。

上記試算額のうち、「いだてん大河ドラマ館(玉名市)」、「日本マラソンの父 金栗四三ミュージアム(和水町)」への来訪(目標入館数 42 万人)による経 済効果は、34 億円程度と考えられる。

2018/12/14
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