気候変動インドだけで400兆USドルのマイナス

政策/経済

気候変動により、地球の平均気温が上昇を続けたら、世界の経済にどのようなダメージがあるのか、アメリカプリンストン大学のTheodore A. Wells 教授らの研究チームが発表しました。

世界で最も暖かい場所で気温が1°C上昇すると、快適性が5%低下し、生産性が15%低下します。しかし気温の低い地域では、効果は逆転し生産性が向上するでしょう。現在と同じ、クリーンエネルギーと、化石燃料の使用比率で発電が行われ、地球人口が増加を続けた場合、2200年に温暖な地域で、実質GDPは15%程度失われるでしょう。東南アジアや、中南米、中央アフリカ、インドなどが該当し、現在より貧困は深刻になります。一方で欧州や、北アメリカなどは気候変動による経済効果は少なく済むと計算されました。つまり地球規模での格差が拡大し、貧困の問題はより深刻になると考えられます。
急成長を続けてきたインドのGDPは2019年2719兆USドルでした。構造的に経済が成長しても、気候変動により15%が失われたら、400兆USドルのマイナスになると考えられます。

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2021/3/3

 

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