鹿児島で西原商会アリーナをホームとして活動している、B.LEAGUE所属「鹿児島レブナイズ」の2023-24シーズンの経済波及効果を「経済効果.NET」で計算いたしました。計算にあたり鹿児島レブナイズより、県外来場客数および経営情報などの提供を受け、推定値を排除し実測値で算出しております。
2023-24シーズンは、B2昇格に向けてGAME成績が好調で、レギュラーシーズン最終節(GAME2)は、3,860名の集客を記録し、全体的に集客が好調であったことが経済効果を押し上げました。経済効果はホームゲーム32試合における経済活動と、それに波及する一次効果二次効果を加算したものです。単純計算すると1GAMEで8200万円強の経済波及効果を生んでいます。ホームゲームは土日2日連続開催が多いことを考えると、1カード2GAMEで1億6400万円を超える経済波及効果となりました。B2に昇格した2024-25は、昨年と対戦相手が大きく変わることで、鹿児島を訪れGAME観戦をする対戦相手ブースターの増加が期待出来、経済効果も大きくなるでしょう。
■計算責任者
東京都市大学非常勤講師 江頭満正
【代表取締役社長 有川久志 コメント】
日頃より鹿児島レブナイズを応援いただいているブースター、スポンサーの皆様に感謝いたします。
”プロスポーツが街を元気にする”ことは間接的な効果(シティプライドなど)と直接効果があると考えています。経済効果は我々の活動が地域にどう貢献するかを可視化したものです。特に県外から鹿児島にお越しになった方々の消費行動がベースになった数値、との理解です。
10月からB2での戦いが始まりました。昨年より一つ上のカテゴリーで、同じ九州の福岡や熊本のチームとの対戦もあり、対戦チームの多くのブースターが観戦に訪れると予想しています。
今シーズンは更なる経済効果を生むことを期待しております。