経済効果計算のご案内

経済効果とは？

経済効果 とは、新規に需要が発生することにより、その需要を満たすために生産が連鎖的に誘発されることである。それによって発生する金額の合計額（生産誘発額）や、何らかの事象が起こることによって発生すると推測される需要量より算出された合計額を指すこともある。※【Wikipedia】引用

例えばイベントが開催されると、そこに集まる人（観客）が使うお金（チケット、交通費、お土産、グッズなど）と、主催者が使うお金（会場費、設営非、出演者、照明・音響費、スタッフ人件費など）を正確に把握します。これを「直接効果」と言います。

「間接一次波及効果」は、イベントで消費された「お弁当」が1000円だとすると、この原材料費などのことです。計算は過去のデータを元に、総務省が計算した「産業関連表」を基に行います。イラストの例で言えば1000円のお弁当の、材料の400円が「一次波及効果」です。

「二次波及効果」は、このお弁当を作った人が得た給料で消費した金額を言います。産業関連表や雇用者所得などのデータを基に計算します。給与全部ではなく、使ったお金だけを計算するのがポイントです。

経済効果の活用

イベントなどをニュース記事にしたい時、自治体などの協力をもっと得たい時に、地域住民からもっと理解を得たい時に、スポンサーに価値を理解してもらうために、商店街や商工会議所などへ説明する時に、取引先や協力者の説得に。
経済効果を正確に計算しておくと、イベントや政策などを正確に評価し、多くの人に理解してもらうのに役立ちます。