J2リーグでは15位に終わり、通算成績は10勝19分13敗だあたが、125,491人を鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムに集めた。経済効果.NETでは開示されているデータから独自に経済効果を試算、その結果全国に約130億8400万円と試算した。
シーズン序盤から波に乗り切れず、開幕戦の大分トリニータ戦を1対2で落とすなど苦しい立ち上がりを見せたものの、中盤以降には印象的な勝利もあった。特に磐田戦では3対2で競り勝ち、柿谷曜一朗の2得点や森海渡の活躍が際立った。また、大宮戦でも3対1で快勝し、森が2得点を挙げるなど、攻撃陣の爆発力を示す場面が見られた。町田ゼルビアとの対戦では2対1で勝利し、さらに栃木戦、山口戦、金沢戦でも接戦をものにするなど、随所にポテンシャルを感じさせた。
経済効果面では、徳島という地政学的にプラスに働いた。対戦相手に日帰り可能なクラブが少なく、観戦しに来るサポーターには負担が掛かったものの、経済活動は多くなったと考えられる。
またこのシーズンには、長年J1定着していたクラブが、J2に在籍していたことも、観客動員に繋がったと考えられる。
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