水際対策緩和、1日4万人観光客が来日すれば、経済効果2兆3200億円

レジャー・観光

政府は9月7日、新型コロナウイルスの水際対策を緩和し、日本人帰国者を含み1日5万人まで拡大すると発表した。観光客の受け入れ対象国の制限も無くなり、訪日観光客による観光需要が期待される。

個人旅行は、日本国内でコロナ発症した場合の管理を考え見送られた。だが毎日4万人の観光客が来日した場合には、直接効果で2兆3200億円になる。

コロナ前に観光庁がまとめた「訪日外国人の消費動向」によると、訪日外国人(一般客)1人当たり旅行支出は15.9万円と推計されている。これを単純計算すると、1年間で2兆3200億円になる。

しかし訪日人数の多かった、韓国、台湾、香港、中国はまだ、海外旅行を以前の様に楽しめる状況に無いため不安要素も残る。円高の影響で日本国内の宿泊・交通費は相対的に安価になっている。コロナで疲弊した観光業にとって、朗報になることを期待したい。

訪日外国人の消費動向(観光庁※PDF2.9MB

2022/09/09
経済効果NET

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