金沢マラソン 経済波及効果21億5,000万円

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金沢マラソン 経済波及効果21億5,000万円
10月28日金沢マラソンが開催された。42.195キロのフルマラソンで、制限時間は7時間、一般参加料は1人1万円だ。例年参加希望者が多く抽選になるが、2018年も応募者は2万9757人と定員の2倍以上だった。県外からの参加者が5割を超え、海外ランナーも9.5%と多い。
出場権つきツアーは、1人5万3000円で販売され、2019年から「ふるさと納税」の返礼品として金沢マラソンへの出場権が提供される予定。1人の出場権に必要な寄付額は5万円と報じられている。

金沢マラソンは、国際マラソン・ロードレース協会(AIMS)から「公認コース」として認定されていること、コース中に給食スポットを設置し金沢の和菓子や金沢カレーなどといったご当地グルメも楽しめること、などが人気の要因と考えられる。マラソンを極めたい人から、レジャーとして大会を楽しみたい人まで、ランナーの趣向に合わせた参加が可能だ。

2018年大会の出走者は13,049人、完走者12,654人で完走率は、97.0% だった。大会主催者の発表によると沿道の応援社数はおよそ22万人、ボランティア人数は5074人だった。大会を開催するための事業費4億円に対して、経済波及効果は約21億5,000万円と推計された。

金沢マラソン公式サイト

2018/10/27
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