北九州市は19日、2021年10月に市内で開かれた世界体操・新体操選手権の経済波及効果が40億2700万円だったと発表した。内訳は、選手や観客の宿泊・食事、移動に伴う消費支出による効果が18億8600万円、会場の回収など市関連の事業による効果が21億4100万円だった。
大会期は12日間、2つの大会会場を使用し、71ヵ国 1,271人のアスリートが参加。 観客は26,665人だった。こういったスポーツの国際競技大会は、世界から集まるアスリートによる飲食・宿泊・移動費用などが大きい。計算を担当した、北九州市立大学から、詳細な内容が発表になっていないため、総消費額、波及効果などは不明だ。
大会会場の改修費用など、行政出費を除いた、イベントだけの経済効果は18億8600万円。開催期間が12日と長かったため、1日あたりに換算すると、およそ1億5700万円となる。
▷北九州市民文化スポーツ局資料(PDFファイル)