タイの同性婚合法化、経済効果は年3100億円

政策/経済

タイでは、同性婚を認める「結婚平等法」という法律が、東南アジアで初めて同性婚が成立した。この法律は2025年1月22日に施行され、同性カップルは法的に結婚できるようになる。この法では、「夫」や「妻」といった性別を特定する用語の代わりに、ジェンダーに中立的な用語が使用され、同性カップルにも養子縁組や相続の権利が認められる。同性カップルは異性カップルと同等の法的権利を享受できるようになる。この動きは、タイのLGBTQ+コミュニティや人権活動家たちによって歓迎されており、長年の運動の成果として評価されている。

旅行予約サイト「アゴダ」の推計によると、タイで同性婚が合法化されることで、2年以内に年間の観光客数は400万人、観光収入は20億ドル(約3000億円)それぞれ増加すると発表された。

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経済効果.NET 2024/12/05

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