渋沢栄一 経済効果8.8億円(埼玉県深谷市)

産業・ビジネス

埼玉県深谷市では、新1万円札に渋沢栄一氏が選出されてことから、氏にちなんだ商品を販売し、経済の活性化につなげようと、ロゴマークを制作。ロゴマークは数種類あり、申請を行えば「誰でも無料」で商品に使用することが可能となっている。商品等にロゴマークを使用したい場合には、「深谷市公式ロゴマーク等使用届出書兼誓約書」(以下「届出書」)を提出するだけで使用する可能だ。(許諾不要)
下記の2事項に従えばよく、深谷市に事業所が無い企業も使用可能だ。
①届出書提出後、市から許可書は発行されない。ただし、取扱規程に沿って使用されていない場合、使用差し止めを求める場合がある。
②年1回、ロゴマークの使用状況及び経済効果を測定するため調査に回答すること。
③深谷市がロゴマークとして認定した画像に限定される。
とかなり自由度が高くなっている。
埼玉県深谷市は1日、同市出身の実業家渋沢栄一の肖像写真やロゴマークを昨年度に使用した208事業者を対象に売上額と制作費用を調査した結果、合計金額は2019年度の6692万円から約13倍の8億8811万円だったと発表した。NHKの大河ドラマ【青天を衝け】の効果が大きかったと思われる。2024年度上半期に深沢栄一氏の新札が登場するまで、この勢いが維持されるか注目したい。
市によると、回答のあった事業所は150社で、調査の回答率は約72%。ロゴマーク申請者が商品として販売したものを売上金額、名刺やクリアファイル、パンフレットなど販売をしなかったものはその制作にかかった費用を制作費用として集計した。
深谷市WEBサイト(渋沢栄一ロゴマークの使用について)

2021/7/2
経済効果LOGO-S

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