千葉県東金市は市内で使える1人当たり計3千円分のクーポン券を全市民に配布すると発表した。券は500円の会計ごとに200円分を使える。
表示価格1000円の商品を購入する際に、クーポン券400円を使用すれば、消費者負担は600円で済む事になる。
少額消費ばかりだと、事業費から経済効果は生まれにくいが、高額商品への消費が行われれば、東金市内の経済を刺激することが出来る。3000円の割引が受けられるという心理がプラスに働き、外食時にもう1品多く注文したり、以前から買おうと思っていたキャンプ用のテント30000円を、消費者負担27000円で購入するなどの行動が多く起きれば、多くの経済効果が期待出来る。
全市民を約5万7800人として券の発行総額は1億7340万円となり、市は9割が使われた場合の経済効果を約4億円と見込む。総事業費は2億1936万円で、国の第3次補正予算の地方創生臨時交付金や市の一般財源を充てる。
2021/4/19