金沢百万石まつり 経済効果 170億5600万円

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6月6日から8日にかけて第74回「金沢百万石まつり」が開催され、3日間で53万3000人を全国から集めた。経済効果.NETではオープンソースから、信頼出来るデータをもとに独自に経済効果を計算した結果、全国に170億5600万円と試算した。

2025年の第74回「金沢百万石まつり」は、加賀藩祖・前田利家の金沢城入城をしのぶ金沢最大の祭礼として、6月6日から8日にかけて盛大に開催された。最大の見どころである「百万石行列」には前田利家公役に石原 良純さん。とお松の方役の北乃 きいさんが務め、豪華な武者行列や加賀鳶の梯子登りが沿道を沸かせ、約41万人の観衆を集めた。並行して金沢城公園では「百万石盆正月」が開かれ、三の丸広場に約43ブースの飲食・体験屋台が並び、しいのき迎賓館では「しいのきマルシェ」に約20店舗が出店するなど、食と文化の賑わいも創出された。

開催費用は、関連イベントを含め128,303 千円
有料観覧席(百万石行列)約450席で合計約184万円
金沢城公園周辺および香林坊から尾山神社にかけての約450メートルの区間に、露店(屋台)が約200店、「加賀百万石『盆正月』」会場(城内・三の丸広場)にブース43、尾山神社周辺の屋台数220店、いしかわ四高記念公園 周辺の屋台は約225店と、多くの露天屋台が出店した。
金沢百万石まつりへの協賛金についての情報は発見出来なかった。
これら、開催関連費用と、観光客53万3千人の観光消費額は、金沢の観光統計によると、一人当たりの市内消費額は31,114円を、日帰りと宿泊観光客の比率をもとに試算した結果、総消費額は、およそ82億1400万円これに、波及効果を加えた結果、全国に170億5600万円、石川県内に68億5600万円と試算した。

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