豊橋新アリーナ 経済効果 毎年10億2500万円

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2025年7月20日に住民投票が行われた、豊橋新アリーナ建設。賛成が反対を上回り、事業は継続されることとなった。2019年に豊橋市が発表した経済効果は、観光費(⼊場料、交通費、飲⾷費、物販費、宿泊費)など直接効果は 632 百万円/年、これに波及効果を加算した結果、毎年10億2500万円と試算している。

豊橋市は、プロバスケットボールチーム「三遠ネオフェニックス」の本拠地である総合体育館の課題解決と、地域活性化のため新アリーナを計画している。現在の総合体育館は、老朽化が進み、B1リーグの施設基準も満たしていません。また、市街地から離れているため、来場者の経済効果が地域に及ばないという問題もある。

そこで、市街地中心部の豊橋公園に新アリーナを建設することで、交流人口を増やし、飲食・宿泊等への経済効果や雇用創出を目指す。さらに、スポーツを通じた感動の提供や人材育成、地域への愛着醸成といった社会的効果も期待されている。

この計画は、新アリーナを核としたまちづくりを進め、人口減少社会においても、まちに新たな活力を生み出し、未来へつなげるこが目的。そのため、関係者全員が連携し、具体的な取り組みを進めるための指針として計画がされた。

プロ・バスケットリーグでは、琉球キングスのアリーナが成功したことが有名だ。アメリカNBAの会場を想起させるデザインと雰囲気で、観客は増加した。新豊橋アリーナがどのような形になるのか、注目したい。

新アリーナを核としたまちづくり基本計画2019(豊橋市)


経済効果.NET 2025/08/05

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