ニューヨーク ヤンキース 経済波及効果 約7382億2300万円

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NYヤンキースがニューヨーク市にもたらす経済効果について、2025年シーズンにおけるヤンキースの本拠地での試合がもたらす経済効果は、約5億9,400万ドル($594 million) と見込まれ、ニューヨーク市の五つの行政区に及ぶ推計だ。だがNYヤンキースの2024年の総収入は約6億7,900万ドルと報じられており、辻褄があわない。計算方法が不明であるため、経済効果.NETで独自計算した結果約7382億2300万円となった。

【チケット】ゲームにおける総観客動員数(座席が埋まった回数に基づく)は、約3,309,838人。ヤンキースは、2024年においてチケットおよび高級スイート(ロイヤルボックスなど)での売上高が過去最高となり、4億1,170万ドル($411.7M)を記録。そのうち、ポストシーズンの売上は1億1,900万ドル($101.9M)だった。

ヤンキースの収益は総額約6億7,900万ドルで、その内訳にはチケット、メディア権、スポンサー、グッズ販売(マーチャンダイズ)などが含まれている。

【ニューヨーク観光客データ】
ニューヨークを訪れる観光客の外国人比率は、総来訪者の約20%を占めており、80%がアメリカ国内在住だ。
NYC Comptrollerの報告によると、2023年の国際観光客の1人あたり支出も引き続き、高水準だった、国際観光客:約 1,709ドル/人、国内観光客:約 458ドル/人はアメリカ国内でも消費額が多く、2つのメジャーリーグ球団、プロバスケットチーム、ミュージカル、美術館、博物館など、多くのエンタテインメント系観光資源があるためだと思われる。

経済効果.NETでは、観光客の消費額と、NYヤンキースの総収益を合わせ、総消費額を算出。その金額に波及効果を加算した。日本国内のJリーグなどの経済効果計算と同様で。NY市に限った金額ではない。


経済効果.NET 2025/08/14

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