経済産業省 スタートアップの経済効果を19.39兆円と試算

政策/経済

2013年「日本再興戦略」において、国内でイノベーションを起こし、付加価値の高い新たな事業や産業を生み出すベンチャー企業への投資を促進する方針を示し、令和5年度スタートアップの経済活動および付随するサプライヤーの経済活動や消費支出に伴う、付加価値の創出による経済効果を推計。
スタートアップによるGDP創出額は19.39兆円(間接波及効果含む)と試算した。直接効果のみは10.47兆円と試算され、広島県の名目総生産(GDP)と近い。スタートアップ企業による雇用は、52万人と推定されている。

スタートアップ企業の特徴として、ベンチャーキャピタルなどから資金調達を行い、企業価値を急速に伸ばし、M&Aを実施するか、新規株式上場を行うなど、投資額を短期間で大きくする傾向がある。もちろん全のスタートアップが成功するわけではないものの、解散などの整理を行うケースを含めても、日本の経済に与えるインパクトは大きいようだ。

▷スタートアップによる経済波及効果(経済産業省)


2024年07月25日 経済効果NET

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