鹿児島ユナイテッドFC 2022年経済効果約49億円(実測値)

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経済効果NETでは、鹿児島ユナイテッドより、詳細なデータ提供を受け、精度の高い経済波及効果を算出しました。観客数、クラブ決算に関するデータはJリーグが公開していますが、年間を通して来場いただいた観客の居住都道府県データを、鹿児島ユナイテッドから開示いただきました。
観客交通費計算方法も、計算者の推定値を排除しています。例えば、愛媛県在住の方が鹿児島ユナイテッドの試合観戦にお越しいただいた場合、県庁所在地である松山駅から白波スタジアムまで、公共交通機関を利用された場合の往復交通費を基準とします。割安なツアーなどで鹿児島までお越しくださる観客もいらっしゃいますが、その比率や価格を全件把握することが出来ません。そうなると計算者である経済効果NETの推定値が入り、計算値の再現性が損なわれます。また宿泊されるか否かは、国家公務員の出張手当の基準に従い、片道100キロを超える場合、宿泊されているとしました。
鹿児島県内での消費に関しては、鹿児島県観光・文化スポーツ部PR観光課による鹿児児島島県県のの観観光光のの動動向のデータを参照しています。

2021年は、コロナによる入場制限があり、観客数が5万2326人で、経済波及効果は全国で38億9500万円。
2022年は、観客数8万579人で、経済波及効果は全国で48億8400万円となりました。
経済波及効果の鹿児島県内を見ますと、直接消費金額より少なくなっています。これは鹿児島県の内需率により県外からの原材料が多めなためです。他の都道府県でも見られる現象です。それでも観客1人あたりの県内経済波及効果は約2万8000円です。年間の観客が1万人増加すれば、2億8000万円経済波及効果は増加します。
鹿児島県は観光資源も多く、名産品やお土産も豊富で観光客の消費は旺盛です。鹿児島Uの経済効果をより伸ばすためには、県外からの観客を増加させるのがシンプルな政策です。2023年は対戦相手の客席に多くのお客様を迎えられることを期待しましょう。
鹿児島ユナイテッド

2023/06/20 経済効果NET

 

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