秋田県は、県沖で進む洋上風力発電事業で、発電施設の建設、運転・メンテナンス、施設撤去で新たに3万7597人の雇用が生まれ、県内経済効果は約3820億円と発表した。
経済効果の試算については、計画どおりに再生可能エネルギー発電が導入さることを前提条件とした。その発電施設等の建設工事や運転開始後の運転・保守へ、県内企業の最大限の参入が図られたこととして計算。試算に用いた全体投資額や県内発注率は、ヒアリング調査等に基づく仮定の数値をもとにして計算されている。
総事業費約1千億円をかけて単基出力4,200kWの風車を能代港に20基、秋田港に13基を建設する予定しており、合計出力は約14万kWを計画している。
①陸上の送変電設備工事
②洋上における風車の基礎工事
③風車の据え付け工事
などの工事費用と、その後の発電による経済効果を加算している。
▷第2期秋田県新エネルギー産業戦略
2022/10/29