モンハン 累計7200万本出荷 経済効果1兆1644億円

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モンハン累計7200万本出荷 経済効果1兆1644億円
2021年5月28日、Nintendo Switch用ソフト『モンスターハンターライズ』の全世界累計700万本を突破し、シリーズ累計販売本数が7200万本に達した。

モンハン-経済効果2004年にPlayStation 2(PS2)用ハンティングアクションゲームとして発売され、29万本を販売。2005年12月1日に国内発売された「モンスターハンター ポータブル」PlayStation Portable(PSP)用で112万本を販売し大ヒットとなった。その後、Windows、Wii、Xbox 360、iPhone、Androidなど様々なOSに対応し、モンスターハンターライズまでで21タイトルをリリースしている。ゲーム以外にも、コミック、絵本、アニメ、映画、バラエティ番組、アーケードゲーム、パチスロ機、パチンコ機などに拡がりを見せている。

経済効果NETでは、2004年から2021年5月までの累計7200万本に関係する消費を調査、ゲーム機の販売促進効果、攻略本、フギュアなどグッズ、音楽CD販売、映画の興行収入、アーケードゲーム、パチンコ、パチスロのゲーム機販売価格と、ゲーム場の収益など、公表されている実数を基に計算した。

その結果、直接効果は6160億9400万円となった。モンスターハンターシリーズの売上で5012億円と大きく、次いでアーケードゲーム、パチンコ関連で900億円、 グッズの売上176億、映画の34億円となっている。この直接効果に一次波及効果、二次波及効果を加えた経済効果は、1兆1644億円にもなる。通算販売数7200万で割った単純計算では、ソフト1本あたり、16,172円となった。ソフトの平均価格が5800円程度であるため、3倍近くの波及効果があったことになる。

モンスターハンターを制作しているカプコンの親会社が、パチンコ台メーカーのサミーであるため、パチンコやパチスロへの展開がスムーズ行われ、親会社もモンハン景気の恩恵を受けた様だ。まだまだ拡がりを見せるモンスターハンターシリーズ、今後が楽しみだ。
ミリオンセールスタイトル(カプコンWEBサイト)

2021/5/29
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