2023年シーズンのサンフレッチェ広島は、レギュラーシーズンで27万4000人の観客を集めた。エディオンピースウイング広島のオープンもあり、対戦相手の熱心なサポーター以外にも、日本全国から多くの観客を集めたことが大きかった。
経済効果.NETで昨年試算した268億8900万円だったが、2023シーズンは358億3500万円まで増加した。
この数値は、日本全国への波及効果を計算したものだ。
クラブ事業費42億円に対して、全国に358億円の経済波及効果を出した。事業費の8.5倍という数値は秀逸だ。サンフレッチェ広島に100万円のスポンサーをすると、日本全国に850万円の経済活動が発生するということだ。
税収効果に注目すると、サンフレッチェ広島の場合、広島県内だけで、13億5400万円になる。県からの助成金や、新スタジアムの建築費も早晩回収可能ではないだろうか。
サンフレッチェ広島より、正確な観客に関するデータが開示されれば、より正確な数字になる。もしこの記事を関係者が見てくださっていれば、ご連絡をください。
経済効果.NET 2024/08/17