広島県民会議は、2023年9月14日に、G7広島サミット に係る 経済波及効果等 の推計結果 について発表した。それによると、広島県全域に、725億円の経済波及効果があり、うち573億円が広島市内だった。広島市外にも152億円の経済波及効果が確認され、広域にわたって、一次波及、二次波及していることが確認されている。広島県外へ492億円の波及効果がったと記されている。
計算過程などが示されていないため、どのような経済活動が含まれているのかは、推測の域を出ないが、伊勢志摩サミットの開催地であった、三重県は県外観光客数の増加による経済効果が大きいが、1年後の報告書によると、「人と事業を呼びこむ」「戦略的・効果的な情報発信」が貢献している。日本酒を始めとする、三重県産品の売上、販路拡大にサミット開催が貢献したと分析している。
広島県民会議にも、1年後に再び実測値による報告を期待したい。