アジア太平洋研究所(大阪市)は、関西全体を万博会場に見立て、国際会議や商談会、工場の一般公開といったイベントを万博と連動して開催することで経済効果が約5000億円上積みされ、2兆8818億円になると試算する。
来場者総数を約 2,820万人、海外からの来場者を350万人
国内宿泊者について、宿泊費は 2泊分、交通費、飲食費、娯楽サービス費については1.5泊分の単価を想定
海外からの来場者は、宿泊は5泊分の単価、交通費、飲食費、娯楽サービス費については4.5泊分
これに、万博参加の機運醸成によるリピーター増と、会場周辺で開催される別イベントの来場者を別途加算している。万博来場のついでに、別イベントを訪れるのではなく、別イベントを主な目的として来場すると想定している点は興味深い。また日帰による万博来訪者は、観光庁のまとめた日帰観光消費額より20%増加すると断定。その根拠については示されていない。