ネイティブアメリカン部族 5年で20%成長

政策/経済

米国オクラホマシティ大学のネイティブアメリカンおよび都市研究センターの所長であるカイルディーン氏によると、オクラホマ州のネイティブアメリカン部族による経済活動が著しい成長をしていると発表した。
2011年には108億ドルだった経済規模が、2017年には129億ドルに達し、その後もさらに成長していると考えられる。2019年のChoctaw Nationだけでも、新しいプロジェクトに1億8,300万ドル以上を投資し、18,152のオクラホマの仕事を支援し、オクラホマの労働者に8億3,900万ドルの賃金と手当を支払っている。

その要因となったのは、教育だった。
学校への予算を大幅に増額し、子どもたちの教育から、ビジネスサンターも強化し、様々なベンチャーが誕生しやすい環境を整えた。ネイティブアメリカン部族以外からの投資を呼び込むことにも成功し、経済活動が開かれたものになっていった。

2020年は新型コロナウイルスの打撃を受け、経済規模は縮小すると思われるが、全米の平均減少率に比較すればダメージは小さく済みそうだ。

2021年4月9日
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